2ntブログ

わくわくしかない。

毎日ほぼ休み無しで
3Dプリンターを動かしてますが
ビッグスケールフィギュアの印刷が
まだ終わりません。

現状こんな感じ。

巨大フィギュア途中経過1

デカすぎて草、としか言えない。
足だけで35cm、土台込みで40cmあります。

この足パーツ、元のCGモデルでは1パーツなんですが

巨大フィギュア途中経過2

印刷時間がかかり過ぎるのと
途中でエラーが起きた場合に
損失が大きいので

巨大フィギュア途中経過3

3分割して印刷しました。

巨大フィギュア途中経過4

分割した上で接続部に軸と穴を追加しています。

今回はBlenderでのモデル分割方法を
解説してみたいと思います。

巨大フィギュア途中経過5

まずは切りたい所に板を配置。

巨大フィギュア途中経過6

この板に「ソリッド化」で厚みを付けて
(ただの板だと厚みが0で切り離せない)

巨大フィギュア途中経過7

ブーリアン演算を使って切り離します。

巨大フィギュア途中経過8

ブーリアン演算というのは
2つのモデルの結合や
重なった部分の除外
重なった部分だけ残す、といった
加工をするものです。

切り離せたら今度は軸を付けます。

巨大フィギュア途中経過9

軸になる立方体を配置。

巨大フィギュア途中経過10

軸用の立方体をコピーして
少し大きくして穴用とします。
(3Dプリントすると0.2mmぐらい
太って造形されるのでマージンを取っておく)

巨大フィギュア途中経過11

2つの立方体をブーリアンの結合と差分を使って
それぞれのモデルに軸と穴が完成。

例として単純な板を使いましたが

巨大フィギュア途中経過14

込み入ったところで切ろうとすると

巨大フィギュア途中経過15

それなりに複雑な形の板が必要になります。

でも、ちょっと時間がかかるだけで
そう難しくはないので
この方法でどこでも切り離せると思います。
皆さんも試してみて下さい。

何のフィギュアか言い当てられないのは意外でしたが
かなりアレンジされた造形なので仕方ないと思います。
正解は全体像で。

いつか1/1も作りたい。

大きいフィギュアを作りたい。
何個か作りたい候補があるものの
時間かかるからなぁと
躊躇していたんですが
時間は黙っていても進むもの。
とにかく始めればなんとかなると割り切って
作り始めました。

3Dプリント1

似たような顔ですが
頭だけでこのサイズ。
うちの3Dプリンターは遅いので
これで6時間もかかります。

3Dプリント2

巨大兵器のような右下腕部。
青い部分だけで20時間。

3Dプリント3

印刷完了直後の土台部分(半分)。
直径24cmですが中身をスカスカにする設定にしたので
20時間で済みました。

印刷を始めてしまえば放っておくだけなので
難しいことはないんですが
その間、他のものを作れないのが辛い。
小さい3Dプリンターもあるので
同時稼働させようかと思ってます。

3Dプリント4

これは数年前に作った綾波さん。
28cm。
当時は大きすぎると思って手足をカットしましたが
もう一回り大きくても良かったかもしれない。

まだ制作半ばですが
全身が組み上がったらまた公開しようと思います。

描きたいものは何か。

またラクガキを1つ。

思いつきラクガキ

これを特にどうするということも無いんですが
頭に浮かんだイメージを形に。

頭を絵のことでいっぱいにしていく。

テーマ:エロ同人 - ジャンル:アダルト

何でもいいから描いてみる。

リハビリも兼ねて
思いつきを1枚。

なんとなく綾波さん

お尻が描きたかっただけです。

CG集の作業も止まってたので
徐々に注力していこうと思います。

テーマ:エロ同人 - ジャンル:アダルト

やりたいと思ったら頭から離れない。

X(Twitter)ではちょこちょこ近況も上げてましたが
ブログはすっかり放置してましたね、すいません。

黙々と何をしてたかというと
色々してたんですが、出せるものというと
これ。

フライトシムコントローラー作製1

フライトシミュレーター用のコントローラーを
作ってました。

昨年「Forza Motorsport」(マイクロソフトのレースゲーム)きっかけで
XBOX Game Passに入ったんですが
「Flight Simulator」も遊べることに気づいて少し触ったところ
面白いんだけどゲームパッドで操作するのはちょっと厳しい。
でも専用コントローラーは高いし・・・、と調べたところ
自作してる人達が結構いる。

3Dプリンターがあるし、材料費だけ見れば1つ2~3千円で作れる。
ゲーム自体をどこまで遊ぶか不明なまま
コントローラーを作る事自体に興味が湧いて作り始めました。

このコントローラーを選んだ理由は
形もあるんですが
ホールセンサーを使うという点。

最近ゲームのコントローラーにも使われるようになってきましたが
ホールセンサーというのは磁気を検知するセンサー。

フライトシムコントローラー作製3

今回の場合は2個の磁石で挟んで
間でセンサーを回転させることでレバーの位置を検出させます。

フライトシムコントローラー作製4

分かりづらいですが
レバーの軸に2個、上下と左右の動きを見るセンサーが入っています。

こんな簡単な構造でちゃんと使えるのか
心配だったんですが
思いの外きちんと動作して
パッドでは厳しかった微妙なスティック操作が
出来るようになって感動しました。

あとフライトシムをやるならどうしても欲しいこれ。

フライトシムコントローラー作製2

ラダーペダルも作りました。
スティックに比べれば機能は少なくて
単純なものなんですが
なにしろ足で操作するので頑丈にする必要があって大きい。
横幅45センチぐらいあります。

3Dプリントの待ち時間(エラーによる印刷し直しとかも)がかなり発生しますが
使うパーツ自体は簡単なもの。

フライトシムコントローラー作製5

トグルスイッチ、ポテンションメーター(可変抵抗器)
マイクロスイッチ、USBコントローラーにするためのArduino Pro Micro。

もうゲームに使うという目的を忘れて
最悪動かなくてもいいやぐらいの気持ちで作ってたんですが
最終的にはきちんと使えるものになって良かったです。

細かい苦労は多々ありましたが
今はスッキリした気分です。

自分も作ってみたいという方は
こちらですべて公開されているので
チャレンジしてみてはどうでしょうか。

Flight sim Joystick with Hall effect sensors and Arduino

CadetPedals: Rudder Pedals and Toe Brakes for Flight Sims

さて、やりたいこともやれたので
絵描きに戻るとしますか。