2ntブログ

進化が止まらない限り追いかける

またAIかと思われるかもしれませんが
興味を惹かれたら触れずにはいられない。

Stable Diffusionのバージョンアップ版の
XLが出てしばらく経ちますが
アニメ絵は苦手という印象があったので
触れてきませんでした。

あとWebUI(Stable Diffusionを動かすプログラムの1つ)では
動作が重くなるというのも難点。

WebUIのアップデートの頻度が落ちていることもあって
ComfyUIに乗り換えてみたんですが
こっちならXLも実用に耐えるというので
今よりいい絵が出せるならと入れてみることに。

XLが登場してこの数ヶ月で
状況がかなり変わったようで
使えそうなモデルがたくさんある。
いくつか試してみました。

AI研究1

解像度が倍増して絵が綺麗。

人体の表現がかなり上がっていて
SD1.5では不安定だった足上げポーズも
LoRA無しでまともに出せる。
膝の向きも正しいし、股関節も崩れてない。
指も大丈夫そうに見えます。

AI研究2

プロンプトは同じで
モデルだけ変更。

AI研究3

絵柄はモデルによって様々。
どれを選ぶかは使う人の好み。

AI研究4

自分は1枚目のパキッとした絵が
好みです。

数人の絡みでも破堤が少なくて
見れる絵が出ます。

プロンプトへの反応が良くて
よほど特殊なものでなければ
LoRA無しで出せる感じです。

AI研究5

牧場に連れてこられた綾波さん。
過去のCG集で匂わせた場面ではありますが
この先の様々な場面もかなりのレベルで出力出来てます。

是非見てもらいたいし
常に描きたいなと思っているネタなんですが
動物系は描いても発禁になるので
発表出来ないのがツラいところ。

色んな絵を見てると
次はこんな話を書こうかなと
発想のヒントにもなるので
それだけでも有用かなと思います。

この先どこまで行けるのか
楽しみで仕方がない。

モノ作りは楽しい。

巨大フィギュア、一通り印刷が終わったんですが

巨大フィギュア仮組み

接着せずに仮組みすることが難しくて
このあと塗装することを考えると
今見せられるのはここまで。

写真奥の赤い定規が30cm。
フィギュア自体は約55cmあります。

この姿だと特徴的なパーツが付いてないので
まだ何のフィギュアか判別が難しいと思います。

このフィギュアを作ろうと思った時に
気になっていたのが髪の毛パーツ。

3Dモデル 髪作り変え1

顔もボディも精密感があるのに
髪だけ手抜きというかやっつけ感があって残念。

そこでまるっと作り直しました。

3Dモデル 髪作り変え2

シルエットはそのままに
ディティールアップ。

3Dモデル 髪作り変え3

このキャラのデフォルト髪型は
ポニーテールなんですが
この髪型もこのフィギュアの気に入ったポイントなので

3Dモデル 髪作り変え4

そのままにしました。

そのうちポニーテール版も作ってみようかと
思ってます。

塗装にはかなり時間がかかると思うので
まずはCG集を1本上げて
落ち着いたら着手しようかと思います。

今回はついでに過去に作った
3Dプリント品も公開。
塗装までしたもののみですが。

3Dプリンターで作ったもの1

ゲームの「Fallout」から
ミニニューク弾。
実に愛らしいフォルム。

3Dプリンターで作ったもの2

小物入れとして作られていたものですが
天面に穴を開けて貯金箱にしてみました。
でも小銭でいっぱいになると重さで歪むので
今は何も入れてません。

3Dプリンターで作ったもの3

こちらは一見ただの30mm砲弾ですが

3Dプリンターで作ったもの4

中には25mm。

3Dプリンターで作ったもの5

さらに中には20mmと

3Dプリンターで作ったもの6

砲弾マトリョーシュカになってます。

あとはこちら

3Dプリンターで作ったもの7

ゲームの「Nier Automata」から
2B達の心臓部、ブラックボックス。

3Dプリンターで作ったもの8

LEDを仕込んで光るようになってます。

3Dプリンターで作ったもの10

リモコンでいろんな色や光り方を選べます。

3Dプリンターで作ったもの11

満遍なく光るように
テープ状のLEDを切った貼ったしています。
この配線は大変だった思い出。

なんでもかんでも作ってると
置き場所にも困るので
部屋にあって面白そうなもの
というのを作る基準にしてます。

これからも色々作っていきたいですね。

わくわくしかない。

毎日ほぼ休み無しで
3Dプリンターを動かしてますが
ビッグスケールフィギュアの印刷が
まだ終わりません。

現状こんな感じ。

巨大フィギュア途中経過1

デカすぎて草、としか言えない。
足だけで35cm、土台込みで40cmあります。

この足パーツ、元のCGモデルでは1パーツなんですが

巨大フィギュア途中経過2

印刷時間がかかり過ぎるのと
途中でエラーが起きた場合に
損失が大きいので

巨大フィギュア途中経過3

3分割して印刷しました。

巨大フィギュア途中経過4

分割した上で接続部に軸と穴を追加しています。

今回はBlenderでのモデル分割方法を
解説してみたいと思います。

巨大フィギュア途中経過5

まずは切りたい所に板を配置。

巨大フィギュア途中経過6

この板に「ソリッド化」で厚みを付けて
(ただの板だと厚みが0で切り離せない)

巨大フィギュア途中経過7

ブーリアン演算を使って切り離します。

巨大フィギュア途中経過8

ブーリアン演算というのは
2つのモデルの結合や
重なった部分の除外
重なった部分だけ残す、といった
加工をするものです。

切り離せたら今度は軸を付けます。

巨大フィギュア途中経過9

軸になる立方体を配置。

巨大フィギュア途中経過10

軸用の立方体をコピーして
少し大きくして穴用とします。
(3Dプリントすると0.2mmぐらい
太って造形されるのでマージンを取っておく)

巨大フィギュア途中経過11

2つの立方体をブーリアンの結合と差分を使って
それぞれのモデルに軸と穴が完成。

例として単純な板を使いましたが

巨大フィギュア途中経過14

込み入ったところで切ろうとすると

巨大フィギュア途中経過15

それなりに複雑な形の板が必要になります。

でも、ちょっと時間がかかるだけで
そう難しくはないので
この方法でどこでも切り離せると思います。
皆さんも試してみて下さい。

何のフィギュアか言い当てられないのは意外でしたが
かなりアレンジされた造形なので仕方ないと思います。
正解は全体像で。

いつか1/1も作りたい。

大きいフィギュアを作りたい。
何個か作りたい候補があるものの
時間かかるからなぁと
躊躇していたんですが
時間は黙っていても進むもの。
とにかく始めればなんとかなると割り切って
作り始めました。

3Dプリント1

似たような顔ですが
頭だけでこのサイズ。
うちの3Dプリンターは遅いので
これで6時間もかかります。

3Dプリント2

巨大兵器のような右下腕部。
青い部分だけで20時間。

3Dプリント3

印刷完了直後の土台部分(半分)。
直径24cmですが中身をスカスカにする設定にしたので
20時間で済みました。

印刷を始めてしまえば放っておくだけなので
難しいことはないんですが
その間、他のものを作れないのが辛い。
小さい3Dプリンターもあるので
同時稼働させようかと思ってます。

3Dプリント4

これは数年前に作った綾波さん。
28cm。
当時は大きすぎると思って手足をカットしましたが
もう一回り大きくても良かったかもしれない。

まだ制作半ばですが
全身が組み上がったらまた公開しようと思います。

これを待ってた。

お盆を挟んで更新が止まってましたが
いつまでも暑いですね。

CG集の作業はラフはだいぶ描けたものの
まだまだこれから。
がんばっていきます。

そんな中、クラウドファンディングのMakuake
注文していたものが届きました。

究極のハンドモデル1

ホビーメーカー「コトブキヤ」製
「究極のハンドモデル」。

デッサン用の手の模型です。

普段絵を描く時は自分の手を見ながら
描いたりするんですが無理な角度もあるので
こういうのを欲してました。

究極のハンドモデル2

BlenderやClip Studioの3Dモデルもありますが
ポーズ付けに時間が掛かって面倒なんですよね。

究極のハンドモデル3

やっぱり実際に触ってポーズ付け出来るのは
非常に使いやすいです。

この手首の動きも素晴らしい。

究極のハンドモデル4

サイズは1/1ですが、ちょっと小さくて
細身なので女性の手っぽいです。

究極のハンドモデル5

親指の可動範囲がすごくて
フィストの形も出来ます。

これからこれを活用して
より良い手の表現を目指していきたいと思います。

後々一般販売もされるようなので
興味のある方はチェックされてはどうでしょうか。